FRBの利下げ期待を受けて金は4,180ドルで推移
イスタンブール、12月4日(Hibya)— 金は6週間ぶりの高値付近で推移し、米連邦準備制度(FRB)が利下げを行うとの期待が高まる中、木曜日には1オンスあたり4,180ドルで取引された。
FRBの利下げ観測は、給与計算・人事・税務サービスなどを提供するアウトソーシング企業ADPが、11月の米民間部門雇用者数が予想外の3万2,000人減となったと発表したことでさらに強まった。市場アナリストは1万人程度の増加を予想していた。
これは2023年以来最も大きな雇用減速であり、米国労働市場の冷え込み懸念を強めている。この報告は、雇用成長の鈍化へ対応する必要性を指摘するFRB当局者のハト派的な姿勢とも一致している。
これを受けて、金利先物市場では来週25ベーシスポイントの利下げが行われる確率がほぼ90%と織り込まれた。投資家は現在、金曜日に発表される9月分の個人消費支出(PCE)物価指数に注目しており、金融政策の追加手がかりを求めている。また、米国とロシアのウクライナ戦争に関する協議が進展なく終了したことも地政学的リスクプレミアムを押し上げた。
金は主にロンドンOTC市場、米国の先物市場(COMEX)、上海黄金取引所(SGE)で取引されている。世界の金消費の半分は宝飾品、40%は投資、10%は産業用途とされる。主な金生産国は中国、オーストラリア、米国、南アフリカ、ロシア、ペルー、インドネシアである。
国際調査によれば、金の宝飾品の最大消費国はインド、中国、米国、トルコ、サウジアラビア、ロシア、アラブ首長国連邦である。
日本のニュース通信社 Japan News Agency