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フランスのフランソワ・バイルー首相は、政府崩壊と政治危機を招いた信任投票に敗れた後、火曜日に辞任を表明する。

エマニュエル・マクロン大統領は、今後数日以内に新しい首相を任命し、その後新政権を樹立しなければならないと述べた。これでフランスは1年で3人目の首相となり、最初の任務は分裂した議会で予算合意を得ることとなる。

月曜の夜、フランス国民は全国の市庁舎前で「Bye bye Bayrou」のスローガンを掲げた送別会でバイルー失脚を祝った。

多くの参加者は集会を利用し、水曜日に「すべてを封鎖せよ」と名付けられた抗議デーを計画した。抗議は道路封鎖や燃料貯蔵庫の封鎖につながる可能性があり、およそ8万人の警察が動員される。

昨年フランス大統領が解散総選挙を呼びかけて以来、議会は左派、中道派、極右派の3つのグループに分かれており、絶対多数は存在しない。予算について妥協し、さらなる解任を回避できる人物が誰なのかは依然不明である。74歳の中道派バイルーは、不人気な債務削減予算のため解任される前に9か月間職に留まった。その前には、右翼政治家ミシェル・バルニエがわずか3か月で同じ理由により解任された。

有力候補の1人として、元首相で元社会党員のベルナール・カズヌーブの名前が挙がっており、社会党およびマクロンの中道派の双方から受け入れられる可能性がある。

また、元銀行幹部で元社会党員でもあるエリック・ロンバール財務相も潜在的候補の1人とされている。