チュニジア:スムード船団の旗艦にドローン攻撃の兆候なし
ストックホルム、9月9日(Hibya)-チュニジア政府は、主張されているようにスムード船団の旗艦がドローン攻撃を受けた可能性は低いと述べた。船は炎上したが負傷者はいなかった。この船団はガザへの支援を目的とした3回目の航海を行っている。
ガザに支援物資を運ぶスムード船団の主催者らは、旗艦が昨日ドローン攻撃の標的になったと信じていると述べた。船は週末にスペインからガザへ向かう途中、チュニジアのシディ・ブ・サイド港から約80キロの地点に停泊していた。
SNSでの声明によると、航海の主要な主催者全員が乗船しており、その多くは著名な人物であった。スウェーデンの気候活動家グレタ・トゥーンベリがおそらく最も有名である。
船上で負傷者はいなかったとみられている。チュニジア国家警備隊は、船の救命胴衣で火災が発生したことを確認したが、ドローン活動の兆候は見つからなかったと述べた。
国家警備隊はドローン攻撃に関する憶測は根拠がないと考えており、火災はタバコの吸い殻が原因である可能性があるとSNSで示唆した。ただし、調査は続いている。
スムード船団のチュニジアからの出発は数日延期された。この船団はイスラエルによるガザ封鎖を破り、戦争で被害を受けた人々に様々な援助物資を届けることを目的としている。国連はガザのいくつかの地域で公式に飢饉を宣言しており、少なくとも50万人が困難な状況にあると推定している。
活動家たちは、この船団をいかなる政府や政党にも属さない独立したコミュニティとして説明している。アラビア語の「スムード」は「決意」を意味する。
日本のニュース通信社 Japan News Agency