EU、ビザなし渡航停止の規則を更新
ジュネーブ、11月17日(Hibya)—— 欧州連合(EU)理事会は、第三国国民に対するビザなし渡航の停止に関する規則を更新した。
理事会の発表によると、シェンゲン圏への渡航にビザを必要としない第三国の国民に対するビザなし渡航停止メカニズムの更新について、EU理事会が最終承認を行った。
改正された規則により、ビザなし渡航が乱用された場合や、EUの利益に反する場合、EUはこれまでより迅速かつ断固として行動できるようになる。
新たな変更により、停止メカニズムを発動できる新しい理由が追加される。新規則が施行されると、EUは、EUのビザ政策に従わない第三国のビザなしステータスを取り消すことが可能になる。
さらに、ある国が実質的な繋がりのない人物に投資市民権プログラムを通じて国籍を付与している場合、EUはその国のビザなし入域権を停止できる。また、人権侵害などによって関係が悪化した場合にも同様の措置が取られる。
日本のニュース通信社 Japan News Agency