イラン、ガザ停戦決議を拒否した米国を非難
テヘラン、6月5日（Hibya）－イラン外務省報道官イスマイル・バガエイ氏は、国連安全保障理事会によるガザでの即時停戦とジェノサイドの終結を求める決議に対するアメリカの拒否を強く非難した。
報道官は、15か国の理事会メンバーのうち14か国がこの決議を支持し、反対したのはアメリカのみであったと述べた。バガエイ氏は、アメリカの拒否権行使は、国際社会や地域の人々の意思への明白な侮辱であるだけでなく、米国指導者の道徳的崩壊の表れであり、占領下のパレスチナにおける民間人や子供の殺害に対する共犯の証拠であると述べた。
また、アメリカがイランに対する安保理の本格的な行動を長年にわたって妨害してきた経緯を振り返り、過去数十年で50回以上、国際法の実施やイスラエルの重大な違反を防ぐための安保理決議に対して拒否権を行使してきたと述べた。
最後に、すべての政府および国際機関に対し、イスラエルの戦争犯罪およびジェノサイド行為に立ち向かう責任があると強調した。
日本のニュース通信社 Japan News Agency
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