マクロン大統領、対立勢力を不安定化を煽っていると非難
パリ、10月14日(Hibya)-フランスのエマニュエル・マクロン大統領は、数十年ぶりの最悪の政治危機の中で、辞任を求める野党の呼びかけを無視し、対立する政党が不安定化を助長していると非難した。
マクロン大統領は月曜日、ガザに関する首脳会議に出席するためエジプトに向かう際、「分裂と憶測を煽っている者の大半は職を解かれていない」と述べた。さらに、首相セバスチャン・ルコルニュの「不安定化を引き起こした」対立する「政治勢力」が「この混乱の唯一の責任を負っている」と付け加えた。
マクロン大統領の同盟者であるルコルニュ首相は、マクロン大統領の中道派陣営の要職にある数名に加え、公務員や市民社会の高官を任命した後、新政府の初会合を開催した。新閣僚の中には、国営鉄道SNCFの社長であり現労働大臣のジャン=ピエール・ファランドゥー氏もいた。
これは1週間でフランスの2つ目の政府である。ルコルニュ氏の最初の政府は「新しい顔」が不足しているとの批判を受け、わずか14時間で崩壊し、先週の月曜日に劇的に辞任した。マクロン大統領は金曜の夜に再任命し、日曜日までにルコルニュ氏は迅速に新しい内閣を組閣した。地方紙の多く(La ProvenceやLa République du Centreなど)は「これはどれくらい続くだろうか?」と疑問を呈した。
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