ゲブレイェスス氏:米国CDCの公衆衛生活動は守られるべき
ジュネーブ、9月7日(Hibya)— 世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレイェスス事務局長は、米国疾病対策センター(CDC)が世界の健康にとって重要な機関であると強調し、その活動は守られるべきだと述べた。
WHO事務局長のゲブレイェスス氏は、米国CDCが長年にわたり公衆衛生分野における卓越の中心と見なされてきたと指摘した。
彼は、CDCが多くの国にとって模範となり、各国が自らの保健機関を設立する際にCDCの最良の実践を活用してきたと強調した。
また、エチオピアの保健相だった時代に、アトランタにチームを派遣してCDCから学ばせ、エチオピア公衆衛生庁の活動の大部分がCDCのベストプラクティスに基づいていたことを明らかにした。
さらに、2013年のアフリカ連合サミットで提案されたアフリカCDCの設立も、米国CDCから着想を得たものであると述べた。
WHO事務局長は、CDCの国際的な協力により、米国だけでなく世界中の多くの国々が恩恵を受けており、同時に米国も他国からデータ、経験、指導を得ていると強調した。
ゲブレイェスス氏は最後に「どの機関も完璧ではなく、継続的な改善が必要だ。しかし、CDCの活動は非常に貴重であり、守られなければならない」と結んだ。
日本のニュース通信社 Japan News Agency