情報筋:米国の警告を受け、シリアが治安を強化
モスクワ、4月22日(Hibya)— RIAによると、シリア政府に近い情報筋は、米国国務省がダマスカスでのテロ攻撃の可能性について警告を発したことを受け、シリア当局が治安措置を強化したと述べた。
情報筋は「シリア当局は、今後数日または数週間以内にダマスカスおよび他の州でのテロ攻撃や破壊工作の可能性についての米国の警告を真剣に受け止め、これらの脅威を防ぐための措置を命じた」と述べた。
情報筋によると、ISISがダマスカスの標的に対する攻撃の意図を公にした後、また2014年からISISと戦っている国際連合に参加したい意向を示したことを受け、新政権は迅速かつ効果的な対策を指示したという。
情報筋はさらに、「治安機関と国防省は過去2日間で一連の措置を取り、ダマスカスの検問所の数を増やし、既存のものを強化し、武装部隊を戦略的地域に配備した。首都北部のカティフ地区や砂漠に隣接する東部、レバノン国境に近いホムス南部、さらにヒズボラが駐留しているとされる西カラモウンなど、ダマスカスおよび周辺地域で治安が強化された」と述べた。
報道によると、シリア当局はまた、シリアのさまざまな地域上空での偵察飛行を増やすようトルコに支援を求めた。
米国国務省は以前、シリア国内の自国民および渡航を計画している人々に対し、観光地に対する攻撃の可能性に関する信頼できる情報を基に警告を発しており、武装衝突や商業施設、人気の観光地に対する無警告の攻撃の可能性があるため、渡航を控えるよう勧告していた。
日本のニュース通信社 Japan News Agency