英警、モスク放火容疑の人物写真を公開
ロンドン、10月6日(ヒビヤ)— イーストサセックスのモスクで発生したとされる放火事件を捜査している警察は、身元の特定を求める2人の写真を公開した。
消防は土曜の21時50分頃、ピースヘイブンのフィリス通りにあるモスクへ出動した。
サセックス警察によると負傷者はいなかったが、建物の正面入口と外に駐車していた車が損傷した。警察はこの事件をヘイトクライムとして捜査している。
公開写真には、胸に白い「Pre London」ロゴの付いた黒いジャケットを着た男が写っている。
もう一人の男は鮮やかな赤い手袋を着用している。
警察は、事件後、現場での警察のプレゼンスを強化し、郡内の他の礼拝所の安全確保のため追加パトロールを実施していると述べた。
匿名希望のモスクのボランティアはBBCに対し、2人の男が正面玄関から入ろうとしたが、施錠されていたと証言した。
その後、入口付近と外に駐車していた車のそばに液体をまき、車に火を付けたという。
内務大臣のシャバナ・マフムードはXへの投稿で、この攻撃を「極めて憂慮すべき」とし、国民に「団結を」と呼びかけた。
マフムード氏は「この国の最大の強みは、多様なコミュニティから一つの国家を築けることだ。英国のムスリムへの攻撃は、すべての英国人、そしてこの国そのものへの攻撃である」と述べた。
日本のニュース通信社 Japan News Agency