関係者:ネタニヤフ首相、月曜日にホワイトハウス訪問の予定
ワシントン、4月5日(Hibya)– 米国のニュースサイトAxiosによると、情報筋4人が、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が月曜日にホワイトハウスを訪問する予定だと語った。
訪問が予定通り行われれば、ネタニヤフ首相はトランプ大統領と関税撤廃に向けた合意を直接交渉する最初の外国首脳となる。また、イランの核危機やガザでの戦争についても話し合うとみられている。
しかし、ネタニヤフ首相が今週米国を訪問するには、汚職裁判で証言が予定されている公判の取り消しを裁判官に求めなければならない。
情報筋によると、この理由で計画が大きく変更される可能性がある。
イスラエルは、トランプ氏が世界中のほぼすべての国に課した関税を回避しようと、米国製品に対する関税を事前にすべて撤廃すると発表したが、これは成功しなかった。
トランプ氏がイスラエルに課した17%の関税は、米国との間の重要な二国間貿易赤字に基づいている。
木曜日、ネタニヤフ首相がブダペストを訪問中に、トランプ氏はネタニヤフ首相とハンガリーのオルバン首相に電話をかけた。
この通話はハンガリーの国際刑事裁判所(ICC)からの脱退決定に関連していたが、ネタニヤフ首相は新たに発表された関税についても話題にした。
トランプ氏はネタニヤフ首相にホワイトハウス訪問を提案したが、明確な日程は示さなかった。数時間後、トランプ氏はエアフォースワンの記者団に対し、「来週あたりに」ネタニヤフ首相がワシントンを訪問すると語った。
ネタニヤフ首相とそのチームは、トランプ氏の側近の何人かと同様、この発言に驚いた。最初、米国とイスラエルの当局者は、訪問は4月14日に始まる過越の祭りの週、4月下旬に行われると予想していた。
しかし、4人の情報筋によれば、金曜日のホワイトハウスとネタニヤフ首相の事務所との協議で、より早い時期の訪問という案が浮上し始めたという。
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