WTO、貿易摩擦の激化による影響について警告
北京、4月12日(Hibya)— 世界貿易機関(WTO)のンゴジ・オコンジョ=イウェアラ事務局長は、中国商務部の王文濤部長との会談で、継続する貿易摩擦が世界貿易および経済成長の見通しに重大な課題をもたらしていると述べた。
会談は金曜日にビデオ会議形式で行われ、両者は米国の「相互」関税への対応、多国間貿易体制の保護、WTOの役割の完全な履行の確保などについて協議した。
オコンジョ=イウェアラ氏は、「貿易摩擦のエスカレートは、世界貿易と経済成長の見通しに多大な課題をもたらしている」と語った。
事務局長は、「WTO加盟国は、開かれたルールに基づく多国間貿易体制を支持し、WTO内での対話と協力を通じて適切に意見の相違を解決するために協力すべきだ」と強調した。
「すべての関係者と米国との協議の結果は、WTOの最恵国待遇の原則と一致していなければならない」と述べた。
日本のニュース通信社 Japan News Agency