ゲブレイェスス:コンゴ民主共和国でエボラの流行が宣言されました
ジュネーブ、9月4日(Hibya)- 世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレイェスス事務局長は、コンゴ民主共和国のカサイ州でエボラの流行が宣言されたことを発表しました。
WHOのテドロス事務局長は、コンゴ民主共和国で新たなエボラの流行が宣言されたことを発表しました。
現在までに15人の死亡が報告されており、その中には4人の医療従事者が含まれているとゲブレイェススは述べました。「WHOのチームは、医療従事者を保護し、患者にケアを提供するために必要な専門家と医療資材を展開して支援しています」と語りました。
流行はカサイ州のブラペとムウェカの保健区域に影響を与えました。保健当局は、報告された症例や死亡例に発熱、嘔吐、下痢、出血などの症状が見られたことを受けて調査を行いました。9月3日に首都キンシャサの国立生物医学研究所でテストされたサンプルは、流行の原因がエボラウイルスによって引き起こされたエボラ・ザイールであることを確認しました。
WHOは、疫学、感染予防および管理、ラボ、症例管理の専門家を含む全国的な迅速対応チームをカサイ州に派遣し、保健施設での疾病監視、治療、感染予防および管理の強化を迅速に行っています。また、コミュニティにリーチし、自己防衛方法を理解させるために、州のリスクコミュニケーションの専門家も派遣されました。
さらに、WHOは個人保護具、モバイルラボ機器、医療資材を含む2トンの物資を提供しました。
日本のニュース通信社 Japan News Agency