3I/Atlas、宇宙放射線によって15～20メートルの層を形成
イスタンブール、11月6日（ヒビヤ）－ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は、銀河系を移動しながら数十億年にわたり銀河宇宙線を浴びて形成された星間彗星3I/Atlasに、深さ15～20メートルの放射線被曝層を検出した。
ベルギー王立宇宙大気研究所の研究者たちは、他の恒星系から来たこの彗星の表面で一酸化炭素が二酸化炭素に変化することを示す研究を進めている。
確認された3番目の星間天体であるこの彗星は、2025年10月29日に太陽から1.36天文単位の距離で近日点を通過し、変質した層の昇華を開始した。
観測は2025年8月に行われ、3I/Atlasは地球から4億4500万キロメートル離れた位置で、時速21万キロメートルを超える速度で双曲線軌道を移動していた。
ベルギー王立宇宙大気研究所は3I/Atlasを次のように説明している：
発見：2025年7月1日、チリのATLASシステムによって。
速度：時速21万キロメートル以上。
コマの組成：CO2が主体で、水の約8倍。
推定年齢：最大70億年、太陽系より古い。
太陽系外からやって来た高エネルギー粒子である銀河宇宙線が、数十億年にわたり彗星の氷と衝突してきた。この過程でCOがCO2に変化し、15～20メートルの厚さの改変された表層が形成された。
日本のニュース通信社 Japan News Agency
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