ウクライナ、首相を交代
モスクワ、7月16日(Hibya)— ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領は、5年間務めたデニス・シュミハリに代えて、ユリア・スヴィリデンコを新たな首相に任命した。
ゼレンスキー大統領は、現職の経済発展・貿易相ユリア・スヴィリデンコを首相に指名した。2020年から首相を務めていたシュミハリは辞任。ウクライナ議会(最高会議)はまだスヴィリデンコの指名を承認していない。
指名を発表する中でゼレンスキーは「本日、ユリア・スヴィリデンコと会談しました。私は彼女にウクライナ政府を率いるよう提案し、第一副首相および経済相としての経験を活かし、ウクライナの生産とイノベーションの支援に引き続き取り組むことを願っています」と述べた。
ゼレンスキーはまた、シュミハリが国外に出ることはなく、新たにウクライナの国防相に任命されると明言した。現在最も重い責任を負う国防省において、彼の経験が役立つと強調した。
スヴィリデンコは、ウクライナの鉱物資源の活用に関する米国政府との合意において重要な役割を果たしたと考えられている。この合意は、ロシアとの戦争におけるアメリカの支援を継続する条件の一つとなった。
日本のニュース通信社 Japan News Agency