教皇、アッバス氏と会談し、二国家解決への支持を改めて表明
ストックホルム、11月7日(ヒビヤ)— 教皇レオ14世は木曜日、バチカンでパレスチナのマフムード・アッバス大統領と会談し、バチカンがパレスチナの独立を承認してから10周年を記念した。
レオ14世教皇は、パレスチナのマフムード・アッバス大統領と初めて会談し、ガザ地区の民間人へのさらなる支援の「緊急性」について協議した。
バチカンの短い声明によると、レオとアッバスは約1時間にわたる「友好的な」会談を行ったという。アッバスは、バチカンが独立したパレスチナ国家を承認してから10周年を迎えるにあたり、バチカンに招かれた。
声明では、「率直な会談の中で、ガザの民間人を支援し、二国家解決に向けて取り組むことによって紛争を終結させる緊急の必要性について一致が見られた」と述べられている。
レオ教皇は、ガザの人々への哀悼の意を繰り返し表明し、パレスチナ人の強制移住を非難したが、バチカンはガザでの出来事をジェノサイドと定義することはできないと述べた。
アッバス大統領は水曜の夜にバチカンに到着し、フランシスコ教皇の墓に敬意を表して「彼がパレスチナとパレスチナの人々のためにしてくれたことを決して忘れない」と語った。アッバスは2014年に当時のイスラエル大統領シモン・ペレスが出席した会談を含め、フランシスコ教皇と数回会談している。
アッバス大統領は金曜日にイタリアのジョルジャ・メローニ首相と会談する予定である。
日本のニュース通信社 Japan News Agency