タヤーニ外相、イスラエルに呼びかけ
ローマ、5月9日(Hibya)— イタリアの副首相兼外相アントニオ・タヤーニは、パレスチナの首相兼外相ムハンマド・ムスタファとの会談において、イスラエルに対しガザへの人道支援と食料の搬入を許可するよう改めて呼びかけた。
タヤーニ氏は声明の中で「イタリアはイスラエルに対し、ガザの民間人への食料と人道支援の提供を許可するよう求める。『ガザのための食糧』プログラムの再開は極めて重要である」と述べた。
また、タヤーニ氏はイタリア閣議が本日、ガザ地区の民間人向けの250万ユーロの追加人道支援を承認したと発表し、イタリアの関与が単なる財政支援にとどまらないことを強調した。
さらに、パレスチナ人学生への奨学金制度やイタリア国内で提供される医療サービスを通じた人道支援活動が続けられていると述べた。
日本のニュース通信社 Japan News Agency