Japan News Agency

New York Post によれば、新画像はマンハッタン規模のこの星間天体が、地球外起源の人工宇宙船である可能性についての憶測を呼んでいる。11月8日に撮影された画像には少なくとも7本の異なるジェットが確認でき、「その一部は太陽方向のアンチテールだ」とローブ博士は土曜日に Medium に掲載した記事に記した。

また博士は、ジェットが「自然の彗核表面にある氷のポケット」に関連している可能性にも言及した。対象は12月19日に地球への最接近を迎える見込みで、「今後1か月のあいだに、ジェットの噴出速度・質量流量・組成を測定することで、3I/ATLAS が自然物か技術起源かを容易に検証できる」と書いている。

「祝祭シーズンに 3I/ATLAS が地球へ望まぬ贈り物を持ってこないことを願おう」と述べたローブ博士は、二つの天体間の大きな距離を踏まえ、両者の関係性を疑問視している：

「もし C/2025 V1 が非重力推進を用いていないなら、3I/ATLAS と関連はない。両者の軌道の最短距離は 7,500 万キロ（0.5 au）で、推力がなければ 2 億 2,500 万キロ（1.5 au）より接近したことはない。測定された 3I/ATLAS の非重力加速度は、この隔たりを埋めるには不十分だ。」

最近公表された論文でローブ博士は、NASA が先週記録した当該天体の非重力加速度と、対象が「太陽よりも青く輝く」という事実を合わせると、「内部エンジンの技術的痕跡」を示唆し得ると記した。