プーチン氏、ウクライナ戦争終結についてトランプ氏と「合意した」と発言
ストックホルム、9月1日(Hibya) - ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、先月アラスカで米国大統領ドナルド・トランプ氏と会談し、ウクライナ戦争の終結について「合意した」と述べた。
しかし、トランプ氏の仲介の下でウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領と和平交渉を行うことに同意するかどうかは明言しなかった。トランプ氏はどうやら月曜日をプーチン氏の回答期限に設定していたようだ。
中国で開催された上海協力機構の首脳会議で、プーチン氏はウクライナ侵攻の決定を引き続き擁護し、改めて戦争の責任を西側に帰した。
また、中国とインドの指導者たちに対し、その支援と「ウクライナ危機の解決を促進する」努力に感謝を示した。
中国とインドはロシア産原油の最大の購入国であり、戦争で打撃を受けたロシア経済を支援しているとの批判を受けている。
さらにプーチン氏は、アラスカでのトランプ氏との会談で得られた「合意」が「この方向に進んでウクライナでの平和への道を開くことを望む」とも述べた。
また、「この危機はロシアのウクライナ攻撃によるものではなく、西側が支援し扇動したウクライナでのクーデターの結果だ」との見解を繰り返した。
さらに戦争を「西側によるウクライナをNATOに組み込もうとする継続的な試み」に結び付けた。
ロシア大統領は、ウクライナが西側の軍事同盟に加盟するという考えに一貫して反対してきた。
日本のニュース通信社 Japan News Agency