G20サミットが南アフリカで開幕
ストックホルム、11月22日(Hibya)— 2日間にわたるG20首脳会議が南アフリカで正式に開幕し、世界フォーラムがアフリカ大陸で開催されるのはこれが初めてとなる。
初日は、米国のドナルド・トランプ大統領の顕著な欠席が特徴となった。
サミット開幕前には、共同首脳声明をめぐって緊張した交渉が行われた。トランプ大統領は事前に「南アフリカの白人住民への圧力」を理由にイベントをボイコットすると発表していた。
ある情報筋によると、ワシントンは最終文書を承認せず、大統領声明としてのみ発表するよう求める方針だという。しかし、金曜日までに双方は最終的な文面で合意に達した。報告によれば、その文書はウクライナ危機を理由にロシアを非難しておらず、紛争の平和的解決を呼びかけている。
一方、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、気候リーダーサミットにビデオ会議形式で参加する予定である。
G20サミットは11月22日から23日にかけてヨハネスブルグで開催される。すべての会議と二国間会談は非公開で行われ、報道陣は立ち入れない。
G20は、ロシア、オーストラリア、アルゼンチン、ブラジル、英国、ドイツ、インド、インドネシア、イタリア、カナダ、中国、メキシコ、サウジアラビア、米国、トルコ、フランス、韓国、南アフリカ、日本、そしてEUとアフリカ連合で構成されている。
日本のニュース通信社 Japan News Agency