武装集団がナイジェリアのカトリック学校から200人以上の生徒を拉致
ストックホルム、11月22日(Hibya)― BBCの報道によると、金曜日、ナイジェリア中部にあるカトリック学校から200人以上の生徒が武装集団によって拉致された。これは今週2件目の集団拉致事件である。
最新の襲撃は、治安上の脅威が高まっていることから当局が全寄宿学校の一時閉鎖を命じていた、ニジェール州パピリにあるセント・メアリーズ校を標的にした。
ナイジェリア・キリスト教協会は、早朝に行われた襲撃で215人の生徒と12人の職員が拉致されたと発表した。
ナイジェリアではここ数日、武装グループによる攻撃が相次いでおり、その中にはBBCによれば、隣接するケッビ州の寄宿学校から20人以上のムスリム女子生徒が拉致された事件も含まれる。
さらに南部では、クワラ州の教会でも襲撃が発生し、オンラインで礼拝が配信されている最中に2人が殺害され、38人が拉致された。
ボラ・ティヌブ大統領は、南アフリカで開催されるG20首脳会議を含む国外訪問を、こうした治安問題への対応のため延期した。
ニジェール州当局は、男女共学の同校が、襲撃リスクの増大に関する情報当局の警告に基づき発せられた寄宿学校閉鎖命令に従わなかったと述べた。
声明では「残念ながら、セント・メアリーズ校は州政府に通知したり許可を得たりせずに再開し、授業を再開したため、生徒と職員を防ぎ得た危険にさらした」としている。
日本のニュース通信社 Japan News Agency