ゼレンスキー大統領、コヴェントリー会長と会談
キーウ、9月1日(Hibya)— ウクライナ大統領ウォロディミル・ゼレンスキーは、国際オリンピック委員会(IOC)のキルスティ・コヴェントリー会長と会談し、ロシアの戦争がウクライナの選手やスポーツインフラに及ぼす壊滅的な影響について議論した。
ゼレンスキー大統領はIOCのコヴェントリー会長と会談した。ゼレンスキー氏は、コヴェントリー氏が自身の選出を祝福し、ウクライナおよびウクライナの選手たちへのIOCの支援に感謝を示したと述べた。
会談の中で、ゼレンスキー氏はロシアが依然として侵略を続けており、平和に向けた一歩も踏み出していないと強調した。
ゼレンスキー氏は「今日、世界にはロシア国家ほどスポーツインフラやオリンピズムの理念を破壊している国は存在しない。全面戦争の中で、600人を超えるウクライナの選手やコーチがロシアの攻撃によって命を落とし、数百のスポーツ施設が破壊された」と述べた。
また、ロシアがあらゆるスポーツ大会を国家プロパガンダに利用しようとしていると指摘し、スポーツ運動はこのロシアの悪から距離を取るべきだと強調した。
会談では、特に2026年イタリア冬季オリンピックの準備についても議論が行われた。
ゼレンスキー氏はさらに「ウクライナだけでなく、多くの生命を守る国々も、IOCが侵略者ロシアとその同盟国ベラルーシに対して、パリ・オリンピックの間に原則的な立場を維持することを期待している。我々は必要なすべての情報を共有する用意があり、コヴェントリー会長をウクライナでお迎えできることを嬉しく思う」と語った。
日本のニュース通信社 Japan News Agency