イェルマーク:ロシアを標的とする新たな措置に対しオーストラリアに感謝
キーウ、9月18日(Hibya)― ウクライナ大統領府長官アンドリー・イェルマークは、ロシアの戦争経済を標的とする新たな措置についてオーストラリアに感謝の意を表した。
イェルマークは、オーストラリア政府がロシア産石油の価格上限を1バレルあたり60ドルから47.60ドルに引き下げる決定を下したと発表し、この決定に対するウクライナの感謝を強調した。
彼は、この措置によりロシア産石油の市場価値が下がり、ロシアが軍需産業複合体を資金援助するために利用しているエネルギー販売収入がさらに縮小すると述べた。
「さらに、オーストラリアは、ロシアが制裁を回避するために利用しているいわゆる『シャドーフリート』に属する95隻の船舶に制裁を課した。合計で150隻以上が現在オーストラリアの制裁下にある。このような回避メカニズムは、ロシアの戦争に資金を提供するだけでなく、深刻な環境および海上のリスクをもたらしている。」
イェルマークは、この決定が欧州連合、英国、カナダ、日本、ニュージーランドと連携して下されたものであると強調し、「これはロシアの戦争マシンに体系的に『酸素を断つ』統一制裁連合をさらに強化するものだ」と述べた。
日本のニュース通信社 Japan News Agency