NASA、宇宙遊泳の範囲を決定

NASAの発表によれば、国際宇宙ステーションの外で行われる2つの宇宙遊泳に、いずれも初めて宇宙遊泳を行うNASAの宇宙飛行士が参加することになりました。

NASAの宇宙飛行士、ローラル・オハラは、10月12日(木曜日)と10月20日(金曜日)の2つの宇宙遊泳に参加します。最初の宇宙遊泳にはESA(欧州宇宙機関)の宇宙飛行士、アンドレアス・モーゲンセンが参加し、2番目の宇宙遊泳にはNASAの宇宙飛行士、ジャスミン・モーグベリが参加します。

機関の専門家は、10月6日(金曜日)午後1時にNASAのヒューストンのジョンソン宇宙センターで開催される記者会見で、宇宙遊泳のプレビューを行います。最初の宇宙遊泳は午前10時に始まり、約6時間続く予定です。

10月12日には、オハラとモーゲンセンがステーションのクエスト空気ロックから出て、微生物の有無を分析するためのサンプルを収集します。また、ステーションの構造にある高解像度カメラを交換し、将来の宇宙遊泳に備えて他の保守作業も行います。

オハラは宇宙外活動(EVA)クルー1として活動し、赤いストライプのスーツを着用します。モーゲンセンは宇宙外活動(EVA)クルー2として活動し、無地のスーツを着用します。これらの宇宙遊泳は、いずれも宇宙遊泳89回で、両方のクルーにとって初めての宇宙遊泳となります。

10月20日には、オハラとモーグベリがステーションのスターボードアンテナからの通信ボックスである「ラジオフリクエンシーグループ」を取り外し、ステーション構造にある12個の回転ベアリングデバイスのうちの1つである「アルファローテーションジョイント」を交換します。これらのベアリングは、ステーションの太陽電池パネルが地球の周りを回転しながら太陽を追跡するのをスムーズにします。

この宇宙遊泳中、モーグベリはEVAクルー1として活動し、オハラはEVAクルー2として活動します。アメリカの宇宙遊泳90回で、モーグベリにとって初めての宇宙遊泳で、オハラにとっては2回目の宇宙遊泳となります。

2回目の宇宙遊泳は午前7時30分に始まり、約6.5時間続く予定です。

日本のニュース通信社

 

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