バクー、12月8日(Hibya)――イラン・イスラム共和国の外相セイエド・アッバス・アーラグチは、アゼルバイジャンの外相ジェイフン・バイラモフとバクーで会談した。
イラン外務省の声明によると、アーラグチとバイラモフの会談では二国間関係の現状が取り上げられ、経済・貿易、輸送、エネルギー分野を中心とした協力拡大について意見交換が行われた。
アーラグチは「イランとアゼルバイジャンの間には長年受け継がれてきた歴史的・文明的・文化的・宗教的な共通点がある。両国指導者による相互理解と信頼を高める共通の意思は極めて貴重であり、この機会を最大限に活用して二国間関係をさらに発展させる必要がある」と強調した。
アゼルバイジャンの外相バイラモフは「アゼルバイジャンとイランを結ぶ歴史的・文化的・文明的・宗教的な絆は、二国間関係強化の重要な基盤である。わが国は関係発展と協力拡大に前向きである」と述べた。
会談では、国境安全保障、国際組織犯罪対策、輸送、エネルギー、そして両国の前大統領間で合意された取り決めの履行についても協議された。
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