ロシア、ウクライナのポクロフスク市を制圧したと発表
モスクワ、12月2日(Hibya)— ロシアは月曜日、ウクライナ東部の都市ポクロフスクを制圧したと主張した。これが確認されれば、ロシア軍にとって重要な勝利となる。
ロシア軍参謀総長ワレリー・ゲラシモフ大将は、日曜日に軍の司令部を訪れた際、プーチン大統領に対しロシア軍がポクロフスクを掌握したと報告した。クレムリン報道官ドミトリー・ペスコフは月曜日、「クレムリンがこの進展をなぜ以前に発表しなかったのかは不明だ」と述べた。
クレムリンが月曜日に公開し、CNNが位置情報を確認した動画には、ロシア兵が南側からゆっくりと前進し、すでにモスクワの支配下にあるポクロフスク中心部でロシア国旗を掲げる様子が映っている。
ポクロフスクは長らく道路・鉄道の要衝としてウクライナ側にとって重要な都市とされていたが、主要路線が無人機攻撃や砲撃を繰り返し受けたため、キーウは代替補給路の確保を迫られ、都市の戦略的価値は低下していた。
ペスコフによれば、プーチン大統領は日曜日の訪問中、司令官や軍関係者に「成功した行動」について感謝を述べたという。
日本のニュース通信社 Japan News Agency