アジア太平洋市場はまちまちの展開
イスタンブール、12月17日(Hibya)— 投資家が日本の貿易統計を分析する中、水曜日のアジア太平洋市場はまちまちの動きとなった。
日本の財務省が水曜日に発表したデータによると、日本の11月の輸出は前年同月比6.1%増となった。この伸びは、エコノミストの平均予想である4.8%増を大きく上回り、前月の3.6%増も上回った。
日本の日経225指数は横ばい、東証株価指数(TOPIX)は0.25%下落した。韓国のKOSPI指数は0.72%上昇し、小型株のKOSDAQ指数は0.19%上昇した。
日本の金融機関SBI新生銀行は、3220億円(21億ドル)のIPO後に12%超上昇した。公募価格は1,450円に設定された。オーストラリアのS&P/ASX 200指数は0.25%下落した。香港のハンセン指数は小幅高となり、中国本土のCSI 300指数は小幅安となった。
中国の半導体メーカーMetaX Integrated Circuitsの株価は、IPOで約6億ドルを調達した後、水曜日に上海市場での上場初日に700%超上昇した。月初に好調なスタートを切ったMoore Threadsと同様に、MetaXもAI(人工知能)用途向けのGPU(グラフィックス処理ユニット)を開発しており、AIサービスの普及に伴い急成長する分野に参入している。
暗号資産取引所HashKeyの株式は、IPOで約2億0700万ドルを調達した後、香港取引所で取引を開始し、約3%高で寄り付いた。
米国では、11月の雇用報告の遅延公表を投資家が消化する中、S&P500は3日続落した。広範な市場指数は0.24%安の6,800.26で終了し、ナスダック総合指数は0.23%高の23,111.46で取引を終えた。ダウ工業株30種平均は302.30ドル(0.62%)下落し、48,114.26で終了した。