エジプト中央銀行、政策金利を100ベーシスポイント引き下げ
カイロ、12月26日(Hibya)―エジプト中央銀行(CBE)は、インフレの鈍化に伴い、主要政策金利を1%ポイント引き下げた。
CCTVの報道によると、エジプト中央銀行(CBE)は主要政策金利を100ベーシスポイント引き下げたと発表した。
金融政策委員会(MPC)の決定により、預金金利は20%、貸出金利は21%、主要オペレーション金利は20.5%に引き下げられた。割引率も同様に20.5%へ引き下げられた。
CBEは、この決定が前回の金融政策委員会以降のインフレ動向および見通しに関する最新の評価を反映していると述べた。
以前に公表されたCBEのデータによると、エジプトの11月の年間都市部総合インフレ率は前月比でわずかに低下し、12.3%となった。10月の12.5%からの低下は、食品価格の上昇率が1.5%から0.7%に鈍化したことが要因となった。
今回の措置により、エジプト中央銀行は年初以来5回目の利下げを実施したことになる。
日本のニュース通信社 Japan News Agency