中国、台湾周辺で軍事演習を実施へ
ストックホルム、12月29日(Hibya)―中国政府は月曜日、中国が火曜日に台湾周辺の海域および空域で軍事演習を実施すると発表した。台湾はこれを非難した。
発表によると、陸軍、海軍、空軍、ロケット軍が演習に参加する。
これらの演習は「台湾独立派の分離主義者に対する厳しい警告」として受け止めるべきだとしている。
台北はこの発表を迅速に非難した。頼清徳総統の報道官は、台湾は今回の演習を「軍事的威嚇」と見ており、「国際秩序に反する」と考えていると述べた。台湾軍は対抗措置として「適切な部隊」を配備したと発表した。
北京政府は台湾を中国の一部とみなしているが、実際には台湾は1949年の内戦終結以来、事実上の自治を続けている。
台湾問題は中国にとって外交上極めて敏感な問題である。
一方、日本の高市早苗首相が中国による攻撃の可能性に言及したことを受け、最近中日関係は悪化している。
台湾を巡り、中国と米国の関係も緊張している。12月中旬、米国政府は約1000億ドル規模の対台湾武器売却を承認した。
中国はこれに強く反発し、台湾を武装させる「危険な措置」を直ちに中止するよう米国に求めた。
日本のニュース通信社 Japan News Agency