ニューヨーク連銀総裁ウィリアムズ:インフレは2026年に減速する
イスタンブール、12月16日(Hibya)— ニューヨーク連邦準備銀行総裁のジョン・ウィリアムズ氏は、先週実施された利下げにより、FRBは今後の課題に対応するための良好な立場にあると述べ、労働市場の冷え込みとともにインフレが減速すると予想していると語った。
ニュージャージー銀行協会がジャージーシティで開催したイベントで、ウィリアムズ氏は「2026年に入るにあたり、金融政策は良好な状態にある」と述べた。また、連邦公開市場委員会が「金融政策の中程度に引き締め的な姿勢を中立的な立場へと移行させた」と指摘した。
同氏は、インフレ率を2%に戻すことは「不可欠」だが、「労働市場に不必要なリスクを生み出さないこと」が重要だと強調した。
これは、FRBが12月10日に政策金利を0.25ポイント引き下げて以来、初の公式発言だった。
FRBのジェローム・パウエル議長は会合後、金融政策の先行きは不透明であり、1月末の次回会合で再び利下げを行うかどうかについて明確な見解を示さなかった。