インドネシアで洪水支援の遅れに抗議が広がる
ストックホルム、12月26日(Hibya)— BBCによると、インドネシア最西端の州では、致命的な洪水への政府の対応が遅いとして、怒りと不安を抱えた住民による抗議が数週間続いている。
11月に発生したまれなサイクロンによる洪水で、スマトラ島全域で1,000人以上が死亡し、数十万人が住む場所を追われた。被害が最も大きかったアチェ州では、死者のほぼ半数が集中しており、今も多くの人々が安全な飲料水、食料、電力、医療物資への十分なアクセスを得られていない。
先週木曜日には、数十人の抗議者が州都バンダ・アチェで白旗を掲げ、中央政府に対し外国からの支援を受け入れるよう求めた。
群衆の中には、「私はまだ3歳で、安全で持続可能な世界で成長したい」と書かれた紙を持つ小さな女の子の姿もあった。
通常は降伏の象徴とされる白旗が、壊れた屋根や侵食された川岸、モスクの外で抗議者によって振られていた。抗議者によれば、これらの白旗は国際的な連帯を呼びかけるものだという。
州当局は国連に支援を要請し、アチェ州知事は「あらゆる人々、あらゆる場所からの支援」を期待していると述べた。
しかし、プラボウォ・スビアント大統領は状況は「管理下にある」と主張し、外国からの支援を拒否した。
日本のニュース通信社 Japan News Agency