オーストラリア、ボンダイでの反ユダヤ攻撃の英雄に勇気賞を授与へ
ストックホルム、12月26日(Hibya)— オーストラリアのアンソニー・アルバニージー首相は木曜日、15人が死亡し国の祝祭シーズンに重い影を落とした反ユダヤ的テロ攻撃の最中に「最悪の悪」に立ち向かった民間人と第一対応者を称えるため、国家勇気賞を設ける計画を発表した。
アルバニージー首相は、海辺で行われたハヌカの祝賀行事への攻撃の際に自らを危険にさらした人々のために、特別な栄誉制度を設ける考えを示した。例えば、攻撃者の一人を無力化した後に負傷したシリア系オーストラリア人ムスリムのアフメド・アル・アフメド氏などである。
12月14日の攻撃で警察により射殺されたサジド・アクラムと24歳の息子ナヴィード・アクラムは、1996年以来オーストラリアで最悪の虐殺を実行したとして非難されている。
シドニーの慈善団体でのクリスマス当日の昼食後に行われた記者会見で、アルバニージー首相は「ISISと反ユダヤ主義に動機づけられたテロ攻撃と対テロ対応により、このクリスマスは特別なものになった。しかし、人類の最悪を目の当たりにした同時に、危険を冒した人々の勇気、善意、思いやりも見た」と述べた。
提案されている表彰は、攻撃中およびその後の行動により、現行のオーストラリア栄典・表彰制度の下で勇気または功績の賞にノミネートおよび推薦された人々を称えるものとなる。
日本のニュース通信社 Japan News Agency